京都府医師会 会長挨拶

第52回京都医学会開催にあたって

一般社団法人 京都府医師会
     会長 松井 道宣

 京都府医師会では、会員の生涯教育・研鑽の場の一環として本年度も「京都医学会」を開催いたします。10月4日(日)は京都府医師会館での発表とWEB配信を併用したハイブリッド形式で開催し、10月9日(金)以降はアーカイブで配信いたします。
 本学会は昭和50年の第1回開催以来、今年で52回目を迎えます。今年も幅広い世代の会員の皆様に、楽しみながら学べる場を提供できるよう鋭意準備しております。

 今回は、特別講演を2本立てで企画し、「医療制度・経営(仮)」および「がん治療・免疫(仮)」という、注目度の高いテーマを取り上げました。 

 特別講演1では、慶應義塾大学大学院法務研究科(法科大学院)教授・医学部外科教授(兼担)/参議院議員の古川俊治先生をお招きし、医療制度改革が現場にもたらす影響について、経営の安定化や医療提供体制の観点からご講演いただきます。特に近年、人材不足や物価高騰の影響により医療機関の経営環境は一層厳しさを増しており、本講演が今後の方向性を考える一助となることを期待しております。

 特別講演2では、京都大学医生物学研究所 教授の河本宏先生にご講演をお願いしております。ノーベル生理学・医学賞で注目されている免疫分野の進展を踏まえ、がん治療と免疫の関係について最新の知見を交えてご紹介いただきます。基礎研究から臨床応用への展開を見据えた内容を通じて、日常診療に役立つ示唆や新たな視点を得られる機会となっております。

 一般演題は、毎年多くの先生方にご活用いただいている貴重な発表の場です。また、研修医の先生方が経験した症例を報告する「初期研修医セッション」も設けており、優れた発表には後日表彰を行います。当日は会場参加者の皆さまと共に、熱意あふれる議論が展開されることを期待しております。経験した症例の共有が地域医療の発展に寄与することを願い、多数のご応募をお待ちしております。

 さらに、気軽に最新の医療情報を学べる企画として大変ご好評をいただいている、エース指導医によるコンペティション「Re-1グランプリ」や、各専門医会が注目のトピックスを紹介する「専門医会レクチャー」も引き続き開催いたします。会場の熱気も含めてお楽しみいただきながら、会員の同士の交流を深める機会としても、有意義な時間となりましたら幸いです。本学会が、地域医療を支える先生方にとって実りある研鑽の場となることを心より願っております。
  是非、多数のご参加をよろしくお願い申し上げます。

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